経理マンが独立して名古屋でデザイン事務所を設立できた訳(3)

この写真は10年前に住んでいた僕の自宅。
イームズ全盛期のころに沢山椅子をストックしていた事をこれを見て思い出しました。

僕が高校卒業をしてすぐに、日本ではブルータスが火付け役となったカフェブームでした。19歳で一人暮らしをスタートさせ、カッコいい空間にしたいと思って色々試行錯誤している時で、そんな中素敵なカフェに遊びにいくのは本当に楽しかったです。

よく遊びに行っていたのは、

  • m.p.cafe/大須
  • グランカフェ/大須
  • n.v.cafe/大須
  • 鬱花/鳴海

など、バラバラなジャンルでしたが、みんな素敵な空間で部屋作りの参考にしてました。カフェに行くと、名古屋のタレントさんや、名古屋のデザイン事務所のデザイナーっぽい人たちがたくさん遊びに来ていて、そこでビールとかを飲みながら情報交換している姿に憧れてました。

僕もそうなりたいなと何度も思いましたがきっかけもなく何となく時間が過ぎている状況でした。周りの友達にはアクセサリーを自分で作って売ったり、モデルだったり、デザインをやってたり、舞台をやってたり、そんな話を聞くとやっぱり焦るというか、僕も何かをやらないと行けないと常に思っていました。僕はカッコいい仕事をしたくて、自分がやっている経理の仕事はかっこわるい仕事だと思って過ごしていました。

本当のところカフェなんて行っても憧れの人たちにはなれないし、本当は目の前の目標に紐づく大切なことをする事が一番近道で、それに薄々気がついてました。カッコいい人たち同じ空間を共にして、何となく同じ立ち位置にたった気持ちになって…
何となく満足してそうに見えて、でも全然満足していない悶々とした時間を過ごしていました。

そんな中、あるきっかけになる出来事が訪れました。

 

KIF_0847

 

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