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デザイン事務所の昼食

2015年7月2日 at 06:35

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この仕事を始めた時は、デザイン事務所の生活は「朝が遅く、夜も遅い。」そんなイメージでしたが、やっぱり向き不向きがあるので高杉アトリエは朝方の生活中心です。このブログを書いている6時から、作業はしていなくても資料に目を通したり、雑誌に目を通したり、英語の勉強をしていたり、ブログを書いたり、色々しています。
 
食事は朝は大体食べずにコーヒー、夜はどうしても予定が流動的になるので、お昼は11時くらいにきちんと食べる習慣になってきました。
 
とある日の献立。ごはん、ネギと油揚げの赤出し、シンプルにグリルしたししとう、冷や奴、nocakeで美味しかったから真似てみたもやしのナムル、焼きシャケ、らっきょう、粒ウニ。こうみると結構キチンとしているなぁと思うのですが、割とこれが普通です。こういう料理には、こういう器が合うなぁとか、この時期の人参はオイルで焼いただけで本当に美味しいとか、そういう事を話しながら食べているので、何だか色々な意味で実験的になるので、種類も増えていきます。
 
先日体調が優れなかった時に、昼の料理の時間がどうしても無かったので、外で少し脂っぽいラーメンを食べたのですが、次の日の昼までおなかの具合が悪く、もうそういうごはんが食べられなくなってきているのかなと感じました。麺類はそば(アレルギー)以外はほぼ全部大好きなので、食べたいなと思うのですが、濃いものがどんどん苦手になってきています。
多分ですが、自分の想いと動きのバランスが取れなくなってきている事を少しずつですが実感しています。
 
ずっと前に兄と和歌山の美術館にイームズを見に行った時、常設の作品だったと思うのですが、階段が上に上がるにつれてどんどん狭まっていく事を表現した作品が展示されていました。確かにあれを見たときよりも今の方が人生で言う階段は狭い気がします。でもそれを「階段が狭くなってきたから無理だなぁ」と思うのか、「まだ階段が残っているから大丈夫」と思うのかは自分次第。僕らはまっすぐ細い道を進んで生きたいなと思っています。
 
この前、京都の北大路魯山人展で購入した「料理王国」という本。1960年代にまとめれたこの本に、「考えることは大事だけど、実行する事も大事。やってみない先から諦める人があまりに多くないだろうか?遠い道は、いつもその一番手近かの第一歩から始まっている。」と書いてありました。最近僕もそう感じる事が多いのですが、インターネットの時代に色々と(本当か分からない結果論)に先回り出来るからそうなるのだと思っていたのですが、どうやらそうではなさそうです。人はずっと50年前から変わっていないのかも知れません。
 
結局、階段が狭かろうが広かろうが、「上がるのか上がらないのか」の方が重要で、それには年齢は関係ないのだと思います。だからこそ、謙虚に、一歩一歩確実に上がって行く事を僕は選びたいなと思います。