流れを変えるために必要なことを、関わる事で学んだ気がする

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ここ1ヶ月はフードデザインの仕事をたくさん抱えて、1ヶ月で4つの現場へ足を運びました。
グラフィックデザインを同時期に進めていることもあり、頭の切り替えが大変な数週間でした。無理なスケジュールでも強力してくれる方達のおかげで、何とか乗り越えて行けているのかなと思い、本当に感謝の気持ちで一杯です。
 
実は昨日も1日に2つのイベントが重なり、メンバーがそれぞれ別の現場に行き対応していました。
僕が担当した岐阜の現場には初めて手伝いに来てくれた女の子が同行。この子は2週間くらい前にアトリエに来て、フードデザインをやってみたいと言って訪問してくれました11歳年下の子です。飲食の経験が無くてもとても気が利いて仕事をしてくれて、本当に助かりました。
 
現場が終わりお昼ごはんも食べる時間が無かったので、夜はみんなでアトリエの近所のうなぎやさんでビールと櫃まぶしで乾杯をしながら、すこしだけゆっくりしました。いつも一人で仕事を抱えることが多いので、仲間で仕事をするのもいいなぁとふと考えていました。
サラリーマンだった時はチームでやることで思ったように進まずにイライラして、だから自分で全部やりたいと思って独立したけど、今は仲間のありがたみを感じていて、僕は本当に自分勝手だなぁと思いました。
最近お客さんが「友達が大事なんだ」と何度も言っていた事をずっと考えていて、本当にその通りだなぁと。だから周りで時間を共にしてくれる人とたちをもっと大切にしていきたいと思っています。
 
何でも慣れてくると目の前のことが当たり前に思えて、本当は誰かの支えで成り立っているものでも、感謝が出来なくなったりすることがよくあります。
きのうの現場で「色々初めての事で楽しかったです。」とか「来て良かったです」と同行してくれた彼女に言われた時に、ふと10年前くらいの自分のことを思い出しました。
 
3cmくらいの小さなモノクロの雑誌広告を作成した時でも本屋さんに記事を確認しに行っていた、あの気持ちのまま仕事ができているかな。こうやって自分から連絡をしてきて、自分の人生を変えるきっかけを一生懸命作っている11歳下の後輩世代に、尊敬される先輩になっているかな。と、そんなことばかり考えていました。
結局、僕らは年齢を重ねて与える側になってきても、まっすぐなエネルギーを発している若い世代に逆に元気をもらっているんだと思いました。
 
写真は今月の初旬にあったケータリングの写真。
本当に、本当にありがとう。
 
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