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約20年仕事をしてきて、感じていること

2018年1月18日 at 08:56


思えば、学生時代からも含めて仕事をしてお金をもらうことを20年もやっています。
 
ラーメン屋のアルバイト、チェーン店でのセントラルキッチンでの調理作業、コンビニサンドイッチのライン作業、会計、資金繰り、決算、システム構築、レストラン運営、インハウスデザイナー、ケータリング、フードデザイン、撮影、デザイン事務所の経営など、
 
振り返ると結構色々なことを経験させてもらって来た気がしていて、その中でやっぱり20年も経つと世の中も当たり前のように変化して、当たり前のようになくなる仕事があって、当たり前のように新しい仕事が生まれる。僕は今デザインという大きな枠組みの中で仕事をしているけど、また気がつくと他の仕事に変わって行っているかもしれないなあと感じています。
 
どうしても技術的に発展して来た背景から、いいものを作れば成果が出るという想いが強すぎて、表舞台から消えていく人たちをたくさん見て来ました。
 
今やっているデザインという仕事は、「特別なことをやっている」という雰囲気が業界にも漂う。そして「自分たちだけがなにか素晴らしい」という想いが強すぎて苦労している人が多い気がします。とはいえ、世の中というものは色々なものが密接に関わっているので、僕たちはデザインという役割を任されているだけであって、特別な訳ではありません。
 
先日からブロックチェーンの技術について今後どんな未来が待っているのかなと、真剣に考えるようになり、参考書を読んでいます。その流れでビットコインに興味を持って、少しだけ購入してみたのですが、忘れていた市場原理について考えるきっかけになりました。
 
昨日テレビではビットコインが40%下落とニュースになっていました。バブルが弾けるとか騒いだりしていますが、僕たちの生活は色々守られているからあまり気にしていなかったけど、普段見えていないだけで、世の中では物価は日々変動していて、ガソリンだって、小麦だって、米だって、野菜だって、ずっと値段が変わっていて、誰かがバッファを持ってくれているから、安定しているように見えるだけです。
 
これから先、もっと情報が繋がって、ダイレクト取引が増えるということは、個人がこういう市場原理に対するリスクを負っていく時代になるのだろうと感じています。このバランスを理解している人にはいい時代かもしれないけど、今まで通りに生きていこうとすると、すごく苦労する世の中に変わっていきます。
 
だから例えば「契約について」も、もっと個人が責任を負うような世の中に変わっていくし、もっと自分で考えて行動する必要がある世の中になるんだと思います。
 
自分自身、もう時代がそうなって来ていることを肌で感じていて、自分で決断しなければならない機会がとても増えていて、一時的に決断疲れのような状態になってしまいました。そのせいでフワフワしていることが多くなって、どうしたらいいかを真剣に考えました。
 
これからの時代は、決断を任せられる人たちと協力することがに大切です。分かりやすく言うと、信頼できるパートナーを見つけて身を委ねてしまうこと。それができないと決断疲れを起こします。
 
美容院で注文をつけまくるよりも信頼できるスタイリストさんに任せる。信頼できる八百屋のお母さんがおすすめしてくれる野菜をそのまま買うとか。鮮魚店でお母さんが勧めてくれるものをそのまま買うとか、決断を任せることは身の回りでもできることがたくさんあります。そういう信頼できるパートナーを探すことが、豊かな人生を生きるために必要なことになります。
 
人生は思っているよりも短い。
だからお金だけを考えて安いからとか、そんな理由だけで走り回っていると、いつの間にか終わりが来てしまう。これから個人主義に変わって行った時に、全部自分で抱えすぎて沈没していかないように、今からできることを考えていきたいなと思っています。