川の流れに身をまかせる


 
先日、各務原スタンドで開催していたイラストレーターの矢田勝美さんのイベントに参加してきました。
岐阜駅でデザインの打ち合わせの後に、そういえばイベント行きたかった、と思い出して、そのまま岐阜駅から各務原まで足をのばしました。
 
普段車での移動ばかりなので、ローカル線に乗ることも今では無くなってしまいましたが、岐阜から犬山まで行く名鉄電車は窓から見える景色がとても素敵。ずっと忙しい土日だったので、束の間を休日感を感じられてとても嬉しかったです。
 
▼矢田勝美の大空のしたで大地のおやつ展
会期:2018年4月6日(金)〜5月9日(水)
会場:KAKAMIGAHARA STAND(各務原市那加雲雀町10‐4)
時間:10:00~22:00
定休日:木曜日
 
僕が参加したのは、対話から降りてきた言葉をその場でイラストにする、対話式のライブアートサイン会。
矢田さんとお客様との間で生まれた原画をプレゼントしてもらえるという、なんとも楽しそうな企画。
普段雑談ばかりしているのですが、こうやって対面で一筆いただくのは初めて。今の僕の気持ちを一言で表現してもらえて、とても気に入ってデスクの本棚のところに飾りました。
 
何かを目標にどうやって行くかを考え抜いて、結局最近は「目の前のことを一生懸命やるしかない」ことだったり、「仲良しの仲間と一緒に楽しくビールを飲むこと」が人生で一番大事だと思うようになりました。
 
今までのビジネスシーンで言われていた「ゴールを設定して、手段を選び、ゴールにたどり着くべき」という言葉が自分の中でしっくりこなくなってしまい、行動することでゴールも見えてくるし、ゴール自体もどんどん変わって行ってもいいんじゃないかと。
 
僕は目的のないドライブが好きだ。
途中に楽しそうなものを発見して寄り道しながら、行く先々で楽しそうな話を聞いて、そこに向かい、また出会い、でも最後は必ず帰路につく。
 
考えてみると、僕たちは何処かからこの地に降り立ち、何処かに帰っていく。このプロセスは目的のないドライブと同じだ。そう思うと、途中のゴールなんてどんどん変わっていってもいいんじゃないのか、と考えるようになりました。
 
川の流れに身をまかせるということは、まさにそういうことを表現していて、今の僕の気持ちにとてもフィットする、とても勇気をもらえた素敵な言葉でした。
 
まだまだ忙しく大変な毎日ですが、それも全部ひっくるめて、流れに身をまかせて楽しんで行きたいと思います。

MORE POSTS