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地方移住について色々取り上げられていることについて、考えていること

2017年2月26日 at 09:36

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昨日は東京へ外出。お客さんとの打ち合わせではなくて、フルタヨウコさん(ホームページ)のfacebookで知った三重県の農村へ移住促進を目的としたセミナー「三重県発!若手農家直伝『耕す暮らしセミナー』in東京」に参加してきました。
フルタさんの同級生の志村さんが三重県で地域づくりの活動をしていることを前にお聞きしていて、その方にも会ってみたいなぁと思って参加を決めました。写真はセミナーコーディネーターの志村さん。
 
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ウェルカムドリンクとして出されていたのが、志村さんのみかんを使った生搾りジュース。甘さ加減とってもちょうどよくて美味しかったです。生搾りの様子を見ながら、本来ジュースはとても贅沢な飲み物だなぁと思いました。コンビニやスーパーで当たり前のように購入できると、なんとなくそのありがたみがわからなくなってしまいますが、色々な企業努力で僕らの生活が成り立っているんだなぁと、ジュースを飲みながら考えていました。
 
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写真は横浜から伊賀市に移住された横田ご夫妻。
とても穏やかな素敵なご夫婦で、農村の暮らしについてとてもわかりやすく教えてくださいました。個人的には農村暮らしではコミュニケーション能力がとても大切と言われていたのが印象的でした。米粉を使ったお菓子の話、出荷先の話、色々な興味深い話が満載でした。
 
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東京で情報を聞いて参加したら、年末いなべであったばかりの風くんファミリーが登壇していて、すごい偶然が重なって、名古屋のイベントでは会わないのに、東京で会うなんて、ちょっと面白いなぁと思いました。
 
僕が思うに、名古屋はコミュニティーがとても狭くて、たぶんそれが名古屋のいいところなんですが、それに息が詰まることがあります。「ここも繋がっているんだー」とか聞くと、極端に言うとなんだか監視されている気分になって、繋がりすぎているコミュニティーに対して、少し疲れている実感がありました。東京や三重に行くとそういうしがらみから解放されるというか、気持ちが少し楽になります。
 
SNSやネットのニュースでは地方移住や一次産業の話が溢れていて、ここ一年くらいでとても増えたなぁという実感なのですが、あれだけ情報が増えると、なんだかそういうものに関わっている人たちの方が素晴らしいことをしているように見えてきます。でも、すごい上から俯瞰して見てみると、本当はみんな素晴らしい仕事をしていて、世の中のためになっていて、不必要な人なんていないと思います。
 
ごはんを食べるために仕事をしていると、好きなことでごはんを食べている人がキラキラして見えることがあります。僕も10年くらい前まで、周りの人がキラキラ見えて羨ましいなぁと思ったりしてました。
 
でも最近は、生きるためにやりたくない仕事をしていてなにが悪いんだ。家族がいて、給料が少しでも高いところで働きたいと思う気持ちがなぜ悪いんだ。といつも思っています。
 
本当に地方へ行きたいと思う人たちが実際に行ってみて、取り組めばよくて職業選択は自由。最近の地方移住や一次産業への関心を高める活動が、善意の押し付けになってはいけないなぁといつも思っています。これをやるべき、あれをやるべき、こう思わないといけない、とか。せっかくの一度きりの人生なんだから、そんな周りに囚われて生きることはしなくても、自分のやりたいこととか、なんとなくそうなってしまってしまったことでも、流れに身を任せれて生きればいいんだと思います。
 
今回登壇されていた横田さんや風くんたちからは、自分がいいと思えばやればいいんじゃないという、そんなリアルな気持ちが伝わってきて、一次産業に携わる方達の本音を聞けた有意義なイベントだった気がします。
 
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イベント帰りに有楽町のMUJIでフルタさんオススメの焼き物産地のフィルムを見てきました。濱田庄司やバーナード・リーチの映像を見ていたら、少し器を見たいと思って青山のシボネまで足を伸ばし、小鹿田焼の小さな器と、桜の木で作られた鎌倉の作家さんの漆の汁椀を購入して帰ってきました。
 
それにしてもいい息抜きになりました。
もうすぐ冬が終わるから、これから生活をまた新たに、少しずつ整えていけたらと思います。