実際に会うことの価値が、これから先にどれだけ変わるのか

昨年の終わりくらい、コロナが一時的に落ち着いていた際、日帰りで松阪から東京に行くタイミングがありました。目的は東京からスリランカに移住する語学スクールの先生の送別会のために。毎週英会話のレッスンを受けている学校は横浜(新百合ヶ丘)と東京(新宿)に教室があって、僕も東京出張の際には教室でレッスンを受けたりもしていたけど、今はオンラインレッスンだけになっています。

実に東京へ行くのも1.5年ぶりくらい。コロナが中国で始まったとニュースでやり始めた頃に、語学スクールの餅つき大会をするために行ったのが最後。そこから気がついたら名古屋も離れて松阪に移住して仕事をしている。本当に環境が変わったなと、東京へ向かいながら考えていました。

この日は代々木にあるクラフトビールのお店にみんなで行って色々な話をしました。スリランカに行った先生は次の予定があって先にお店を出たけど、寂しい別れではなくて「では後ほど」のような感覚で別れ、実際に数ヶ月後にオンライン忘年会で「現地はどうですか〜?」といった感じで話す機会もありました。

東京にいてもスリランカにいても三重にいても、「遠くには感じないけど近くとも思わない」。オンラインってそんな不思議な感覚だなと思いました。

コロナ禍になり、zoomで初めましての機会が増えてきた

昨日の話ですが、初めて仕事が始まる会社さんとzoomミーティング(顔合わせ)を行いました。
東京の四谷と三重の松阪の会社がzoomで打ち合わせをするなんて、2年前ではまだまだ考えられなかったけど実際にそんな形になってきている。初めましてとは言え、オンラインに掲載されているwebサイトや色々な記事を見てくれていたり、オンラインでのやりとりが増えてきた事で、自社コンテンツ等のデジタル資産の価値が急速に上がってきている感覚もあって、これからは信頼という指標も色々な形に変わってくるのかなと感じています。この人の情報はここに纏まっているというプラットフォームはより大切なものに変わっていく気がします。

最近の打ち合わせでは「機会があったら実際会いたいですね」という言葉をよく言われるし、自分でも言っていて「実際に会うことに価値があるんだ」という当たり前のことに気がつきました。これから先もオンラインコミュニケーションが充実することに比例して、実際に会う価値もより広がっていくと感じます。だからこその優先順位は何かということも考えながらプロジェクトを進める必要があるし、地元で立ち上げている食堂などは実際に集まれる場所として機能するのかなと感じています。

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