nicorock vol.23

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昨日は、鞍知の蜂矢さんがDJをするってことで、nicorock vol.23にお邪魔しました。
そういえば、今の自宅に引っ越ししてから遊びにいくのが便利になったのに、夜に音楽を聞きに出る事って無かったなと、行く途中に気がつきました。8年くらい前を思い出すと、うちの奥さんが新栄に住んでいたので、夜にカフェに出歩いたり、友達が僕が好きそうなイベントがあると誘ってくれて遊びに行ったり、そういうことをよくしてました。そういう意味では、何だか懐かしいなという気分になってました。

それにしてもnicorock。23回目って本当にすごいと思います。どんな規模のイベントでも続けていくって本当に難しい。どんどん大人になっていくと、みんなそれぞれ生活のパターンが変わったりするから、なんでもそうだけど続けるのが難しくなる。別に儲けようって思ってやってるんじゃなくて、楽しいからやろう!っていう力は本当に強い。

最近はfacebookのイベントで交流会とか、出会い目的で色々な催しが開かれているのをよく見かけますが、思うにイベント自体でうたっているテーマとは別の「裏の目的」があったりすると、イベント自体が弱くなります。例えを書くのはやめておこうと思うけど、分かりやすくいうと、主催者が一番楽しくて得をするイベントは大体そういうのです。

イベントって実際仕組みを作るのはすごい大変だし続けるのも大変。でもみんなが喜んでくれたり、伝えたいことがあるから、頑張って準備するし、終わっても何だかほっとするだけで、疲れたなーという感じになります。
やってる最中は本当に辞めたいなーと思うけど、でもみんなが喜んで帰ってくれるからまたやってみよう!って思ったりします。そういう意味でもnicorockはなんだか伝わってくる、素敵なイベントだなと思いました。

ちょっと話しが変わるけど、

「つながる」という言葉があまりにも簡単に扱われていて、facebookでの友達は相手がどう思っているかを別として「つながっている=ビジネスパートナー=連れ」みたいに話しているのを聞いたりします。僕はそれに対してはあまり良く思っていなくて、そこに慣れてしまうと生ものを扱えなくなる、という言い方がいいのかわからないけど、人の温度が分からなくなると思っています。

自分が肌に触れたことから感じることってたくさんあるし、それはきっとインターネットで見て知っている事とは違う。きちんと自分の言葉を持っている人は、人の温度に触れて、熱かったのか、冷たかったのかを知っている人。それを感じることが出来るのが人の良さなんだから、これからもそういう気持ちを大切にしていきたいなと思っています。

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