食べるということが一番のコミュニケーションかも知れない

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先日、デザイン業界の先輩の事務所でケータリングをやらせて頂き、バースデーパーティーに料理を運びました。
僕の年齢だと友達に子供がいるのも普通なので、パーティーをするにも子供連れでの参加がよくあります。先日のバースデーパーティーもそういった感じでした。
毎年、こどもハッピーライブでは子供向けのカレーを作ったりもしているので、「子供用だとしたら辛過ぎないかな」とか、最近はそういう事をとても気にするようになりました。考える事は楽しくて、それでいて食べてもらえると嬉しいし、何だかほっと出来たとても幸せな時間でした。
パーティー中、僕自身もやっぱりホームグラウンドでゆっくりと食事をしたいという想いが以前よりも強くなってきたんだなと感じました。安心した場所で、ゆっくりと食事をすることって実は大切な事だなとすごく実感しています。以前はそんなことあまり思わなかったのに、何だか不思議です。
 
学生の時は一生懸命バイトをして好きな洋服を買ったり、就職すると美味しいものを食べにいく事に興味が出て、いつの間にかインテリアに興味が出て、持ちきれないくらいたくさん椅子や家具を買ったり。でも、そんなことをずっとやっていったら最近物欲が全然無くなってきました。あえて今一番欲しい物を選ぶとしたら、今は好きな人たちと「ごはんを食べる」時間が欲しいです。前は誰かが家に来ると張り切って料理を作ったり、普段用でないメニューを作ったりしていましたが、今はごはんを炊いて、お味噌汁を作って、おかずを作って。という当たり前の食卓をみんなで囲みたいです。
 
食べるって、一番のコミュニケーションだなと思います。デザイン事務所は忙しくて食事もおろそかになる事が多い業界だと思いますが、アトリエではやっぱりそういう「食べる」という時間を出来るだけ大切にしたいし、これからは定期的に好きな人を招いて食事会が出来たらいいなと思っています。せめて月1回くらい持ち寄りで料理をみんなで共有する。そういうのをやりたいです。
 
またちょっと考えてみます。

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