キレイゴトぬきの農業論
以前、東京出張の際に参加させて頂いたシブヤチーズスタンドのイベントに、ゲストでお見えになっていた久松達央さんの「キレイゴトぬきの農業論」。
イベント時ちょっと疲れていたので本を買う事まで頭が回らなかったのですが、結局気になってアマゾンで買わせて頂きました。本当は当日買えばサインを入れて頂けたのにとちょっと後悔しています。
久松さんは有機栽培で野菜を育てられていらっしゃいますが、その考え方のプロセスが本当に面白かったです。少し前に京都に魯山人展を見に行き、魯山人の本も同時に呼んでいたら、久松さんの言っている事と、魯山人が言っていることがニュアンス的に似ていて、なんか僕の中のイメージは久松さん=魯山人みたいになってきました。(久松さんすみません。)
書籍の内容はぜひ買って呼んで頂きたいと思うのですが、やっぱり時代が求めているのは異業種とのミックスで新しい価値を生み出したり、前例の無い方法論で新しい価値を生み出したりと、そういう方向性に向かっている気がします。
前例のない事、誰もやってない組み合わせ、タブーな仕事の仕方、みんなが反対する方法、あり得ないと言われた方法など、何でも良いのですがその型破りな方法でビジョンを達成できると思えるなら、やってみる価値があるのかも知れません。
これが出来る、あれが出来るという方法の話ではなく、みんなが美味しいと言ってくれる野菜をどう作るかというシンプルで自由な考え方に勇気を貰えました。
▼久松達央さん
「キレイゴトぬきの農業論」(新潮新書)
「小さくて強い農業をつくる」(就職しないで生きるには21)
皆さんも良かったら買ってみて下さい。
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