Made in Inabe

made in inabe
 
今週金曜日に、名古屋市中区にあるキッチュエビオさんにて、いなべ市のビストロ「シェスギ」さんによる、いなべ市の食材を使ったお料理の試食販売を実施することになりました。今回高杉アトリエでは、ご提供するメニューのアドバイスや販促物の作成、店頭でのプロモーション活動などのお手伝いをさせて頂きます。
 
今回のお話、元々は八風農園の風君からいなべ市へ移住するのに興味はありませんか?との連絡を頂いて、その話を聞きに行った事が発端ですが、僕らが何をやっているのかとか、何をやりたいのかを話しているうちに、いつの間にかお手伝いをする話にもなって、振り返ると何があるかわからないなと感じています。
 
さて、この話を機に少し考えていることを記しておきたいなぁと思います。
元々高杉アトリエでは、デザインを手段として、社会問題や課題を解決する活動をしていきたいと思いスタートしました。デザインという大きな枠組みとして発信している事で、「グラフィック」や「ウェブ」、「フードコーディネート」など分かりやすい言葉でくくるよりも分かりにくくなってしまっているのかも知れないと思う事も多々あります。でも、色々な問題には色々な解決手段があります。だからこそ手段を業務内容にしてしまうと、本来の問題を解決出来ないのではないかといつも考えています。
 
僕は出来るだけ一人がやれることを増やして、やるやらないは別にして「一つ上のレイヤーから眺める事で、よりスムーズに問題解決に繋げたい」と考えています。前に「デザイナーが写真を撮るべきではない」とか、「全部が中途半端になる」と先輩に言われたことがあります。でも問題を多方面からとらえる為には沢山の手段を知っていないと解決出来ません。
 
これからのデザイナーは「解決方法をデザインする」という広い定義になっていくと思います。
企業を改善する為には財務諸表を読み解くスキルが必要かもしれないし、幅広いデザインスキルが必要になるかもしれないし、突き詰めたスペシャリスト性が必要かも知れません。自分のスキルをシェアして、他の人と一緒に課題を解決してもいいし、とにかく、「一人が出来る事を増やす事、そのスキルをシェアすること、デザイナー同士が協力して一つの課題に取り組む事」が必要になります。
 
少し過激な言い方かも知れませんが、一般論を並べるスキルの無いディレクターは不要となり、プレイングマネジメントが出来るくらいのフットワークの軽い人材が必要だと思います。あるときはマネージャーであるときはプレイヤー。そのスタンスが必要だと思います。
 
複数の役割を兼ねる事はとても大変です。
テレビで見たのですが、医療の現場でも専門科に受診するまえに総合的に診断してくれるお医者さんが必要になって来ているそうです。アトリエではデザイン分野において、そういった総合案内が出来るようなスタンスで仕事が出来たらいいなぁと考えています。

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