デザイン事務所のウェブプロモーション

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今日はデザイン事務所のウェブプロモーションについて、高杉アトリエがどう考えているのか書こうと思っています。それにしてもウェブサイトも色々なものが増えました。最近は色々な面白いサイトがあって、LIGさんの様なウェブ制作会社のサイト自体がコンテンツになっていたり、北欧暮らしの道具店のように、手作りのストーリーが共感を得ていたりしています。見ているとどれも面白くて、ついつい読んでしまうような内容ばかりです。
 
さて、そうやって色々見てみると、ウェブ上ではこんなサービスがありますよという「自動販売機型」のウェブサイトから、街を歩いていたら衝動買いをしていたような「ウィンドウショッピング型」のウェブサイトが主流になってきている気がします。
 
サイトを運用する=ブログを書くという事も手段の一つではあります。たまにブログで集客をするという(ちょっと胡散臭い)セミナーとかもあったりして、やっぱりみんなブログを重要視しているんだなぁという事も何となく空気感で感じています。でも今は色々なサービスがあるのでそれを複合的に利用するのが一番ベストかなと思います。
 
さて、今回はどういった方向性でサイトやSNSを活用していこうとしているのかを書きたいと思います。後の方でちょっと辛口な感じになってしまいましたが、ご了承下さい。
 

高杉アトリエが使っている各ツール

  1. 自社サイト(このサイト)
  2. Facebook
  3. Instagram
  4. twitter

これらはそれぞれ位置づけを考えて運用方法を意識的に変えています。
 

1.自社サイトについて

まず、自社サイトはメインコンテンツとして、各情報のプラットフォームとしての役割とデータベースの役割と考えています。つまりストックしておく必要性のある情報をまとめて紹介する場所です。

  • 会社案内
  • 実績の紹介
  • 僕らの目線で感じていることを伝えるブログ
  • 問い合わせ窓口

検索エンジン対策を考えてサジェストリストを元に色々な情報を入れこんだり、興味を持ってもらえそうな事をまとめて、コンバージョンは問い合わせをもらう。ということになります。

2.facebook

facebookは情報のハブ的な役割として、ブログの更新情報、instagramやTwitterとの連携を行い、何が更新されたのかのアナウンスを行っています。mixiがあまり使われなくなった背景なども考えて、時間をかけて作成したコンテンツがsnsの衰退により価値低下を起こすことを懸念しています。アトリエでは使用していませんがアメーバなどのブログを使わない理由も同じで、自社の都合以外で仕様が変更になったり、サイトを新たに立ち上げた際に、いままで書いたコンテンツの扱いが面倒になります。
以降すればいいと考えている方はコンテンツの重複に注意しないと、SEO的に不利になる場合も多々ありますので、そのあたりのコンテンツの扱い方を僕ら提案側がきちんとしていないと行けないなと思い、フリーサービスについては慎重な運用を考えています。

3.instagram

普段はデジタル一眼レフで写真を撮影して、lightroomで編集してからアップロードしていますが、簡単に空気感だけ伝えたい場合や、ちょっとしたことを伝える時にはinstagramが便利です。カフェに行ったよとか、あそこが美味しいよ、とか日常の風景をハッシュタグを使いながら僕らの日常の風景が伝われば良いなと思っています。

4.Twitter

Twitterはどうでも良い事を伝えるために使っています。どうでも良い事も意外に伝える必要があって、人間らしさとか、そういう部分がほんの140文字に出やすいので、思いつきでiphoneから投稿しています。
 
このように様々な情報を内容に応じて使い分けていますが、どれを運用するにも共通で気をつけていることがあります。それは、「読み手のテンションを考えた投稿を心がける」ということです。
例えばとても楽しいイベントがあった時に、リアルタイムで「ヤバい!震えるほど美味しい!」などとテンション高く投稿しているのを見た事がありますが、読み手側は冷静に読んでいる事が多いので、大体はその高いテンションについていけません。そうすると折角の良いニュースが斜に構えて読まれてしまったりと、とても残念な結果になってしまうので、後日レポートとしてまとめて記事にしたり、きちんと編集して載せるようにしています。
リアルタイムで載せるべき内容か、そうでないかは非常に重要なポイントです。
 
あと、「誰と」という情報はとても慎重に扱います。
有名な芸能人の方に「僕の友達」と載せてもらえると凄く嬉しいなと思うのですが、大体は便乗商法的な逆のパターンが多いです。そういうのはコミュニケーションが取れていたとしても、思わぬトラブルになったりすることもあるので、気をつけた方がいいかなと思います。
 
どうしても一目に付く所へ情報をアップするとなると、良く見せたいと思う反動で過剰にPRしたりと、本来の目的を忘れがちです。誰にでも認めてもらいたいという承認欲求がありますが、やはりタイミングと編集方法は重要です。
アトリエでは、この情報のアップのタイミングは大丈夫だろうかといつも気をつけながら、色々なツールを運用しています。だらだらと書きましたがまとめます。

  • この情報はリアルタイムでアップする必要があるか?
  • 書き手と読み手のテンションがきちんと合っているか?
  • 誰という情報をのせることで相手様にご迷惑になっていないか?
  • 相手を持ち上げると見せかけて自分を持ち上げるようなずるい編集になっていないか?

僕たちはウェブ制作や運用を請け持つ会社である以上、リテラシーは守る心がけは必要だと思います。「個人のsnsだからいいや」ではなく、個人の事故が会社に迷惑がかかることもあるので、そこは割り切らず、自分の周りのコミュニティの事を考えてSNSを利用したいと考えています。
 
いずれにしても便利なツールを上手く使い分けて、効率良くウェブプロモーションをしていくことがこれからは必要となるのかなと思います。私たちも日々気をつけながらプロモーションに励んで行きたいと思います。

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