自分だけのデザインの定義
2週連続で出かけていたケータリングプロジェクトもひと段落。
寝不足になるのが当たり前のスケジュールだったせいか、少し疲れが溜まって来ている気がします。
毎回思うことだけど、終わってみると色々と改善したいこともたくさん出てきて、早く次のことに取り掛かりたい気持ちになります。
さて、最近「デザイン」という言葉について改めて考えていることが多くて、少しアウトプットしたいと思ってこの記事を書いています。
僕がこの仕事を始めた約10年くらい前、単純にデザインというと紙媒体を主に扱うグラフィックデザインという仕事をイメージしていました。でも今はグラフィックデザイン、ウェブデザイン、フードデザイン、コミュニティーデザイン、インテリアデザインとか、言い出すとキリがないくらい、色々なデザインが街中に溢れています。
僕も紙媒体を作るグラフィックデザインがキャリアスタートだったのですが、今はグラフィックデザイン、ウェブデザイン、フードデザイン。他には撮影、ケータリングなど仕事は多岐に広がってきています。
この10年で仕事の内容は変わっていきましたが、基本的には問題解決や課題達成のための手段として何をするのかを試行錯誤しているので、目的が達成されれば手段は選ばなくていいスタイルを確立したいという想いは、以前から変わっていない気がします。そこで何が提供されるべきなのかを理解して手数が増えていくと、自然と解決までの道のりが短くなる。それが新しいサービスになったり、個性になると信じて仕事をしています。
レストランで働いた経験があるカメラマンだとしたら、盛り付けが崩れていたら、綺麗にする方法がわかるかもしれない。クラブでよく遊んでいたレストランスタッフだったら、なんだか居心地の悪いBGMを居心地の良いものに変えられるかもしれない。これからは自分の役割を超えて「できる人」がどんどん改善していくチームが、必要とされるのかなと思っています。
高杉アトリエとしてのデザインは、やっぱりお客様の課題に色々な切り口や手段で挑戦していけるチームづくりをもっとやっていきたい。会社という組織を飛び越えて幅広くキャストが充実している組織にしていきたいなと考えています。
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