2020年に学んだことや実感したこと


去年の今頃のスケジュールを見てみると、年内のケータリングも無事終わり忘年会をやっていたり、アメリカのファミリーから家族から連絡が来たとメッセージをもらい、日本のご家族と初めてコンタクトを取り、新年早々札幌に行く予定を立て始めたりと、来年に向けてのモチベーションを上げていた時期でした。
オリンピックが終わったらみんなで会えるかもと、お金をどうやって工面していくかなど、未来にむけて気持ちが前のめりな状態だった気がします。
 
それからまもなくコロナウィルスのニュースが流れ始めて、気がつけば色々あり年末を迎えていました。こんな一年は今まで経験したことがなくて、どうするのが良いのかをずっと考えて「まさに今、何をするべきなのか」を考えながら行動した年でした。
 
結婚式の仕事はキャンセルや延期が続きました。最初の写真は11月に何とか行われた結婚式のテーブルセット。変わらないように見えるけど、カトラリーに自分専用のトングを置いたり、今年ならではのデザインになりました。ブッフェは怖いからコースに。といっても人がたくさん出入りするのを避けるためにテーブルに一度に料理を出したり、本当にお客様にとって何が良いのかをギリギリまで考えて、正解がない中で施工する感じでした。何が正解だったのか正直よく分からずですが、きっとやってよかったね、と未来に語られる結婚式になったのかなと思っています。
 

3月に開催した子ども食堂で学んだこと

緊急事態宣言が出る前に、学校が急に休みになるからと「子ども食堂」を開いたことがありました。いつも飲み会をしているメンバーや久しぶりに再会した方達と力を合わせて実施したイベントでした。開催時にクラスターになるのではないか、とか色々な話も出た中での開催で、感染対策や食中毒などを考慮した慎重に行いましたが、後から大変な時期に気持ちが楽になりましたとか、子どもたちからの手紙をもらったことで、やっぱりやって良かったなと思っています。
 
あの大変な中で行なった子ども食堂ではたくさんの学びがありました。応援してマスクを持って来てくれる人、子どもは無料って行っているのにたくさん支援金を包んでくれるお母さんがいたり、中にはSNSで非難まがいな事を書かれたり。本当に色々な人がいるし、人と違う方向に走ると逆風が厳しいことも知ることができました。みんなそれぞれ考え方があるので、何が良いか悪いかはそれぞれが考えれば良いと思うけど、僕はやっぱり誰かが困っているなら、一緒に伴走できる人間でいたいなと確信しました。
 
あの時に協力した仲間はきっとこれからも大切な財産だし、この一生に一度あるかないかの状況でみんなで何かができたことは、とても思い出にもなる出来事でした。
 

コミュニティーから経済を生み出したい

10年前くらい、独立する時に「ストレスを溜めてお金を稼ぎ、そのストレスを解消するためにお金を使うことをやりたくない」とよく思っていました。今もその気持ちは変わらないのですが、その時に先輩に「経済が回らなくなったらどうするのか」とよく問われていました。経済を回すためにお金を使ったり稼いだりするんだと言われて、それを目的にするのも変な話だなと感じていて、それよりもお金以前にコミュニティが大切という思いで移住にも繋がりました。最近は「経済成長という軸に偏りすぎた」とより感じるようになり、新しい価値観を生み出すことに興味が出て来ています。それが何かは人それぞれ考えればいいし、掘った穴を埋めるような活動ではなくて、作ったレンガを積み上げるような活動をしていきたいと思っています。
 
2021年は正直まだ安心して暮らせるようにならないと思うけど、それでもみんなで協力しながら少しでも安心して暮らせる社会を作ることに時間を使っていきたいと思います。

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