幸せになれない方法が分かれば、幸せになれる方法がわかる。

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仕事をしながら「幸せ」とはどういうものなのかを考えることが多くて、昨日も夜に打ち合わせをしながらずっとそのことについて考えていました。
 
社会人になって17年。経理マンとして電卓を叩く毎日から、レストランでフライパンを振りハンバーグをこねる日々から、今は色々なものをデザインする毎日。薄々気がついていたことなのですが、そんな人生を歩みながら、幸せになれない人の特徴がだんだんとわかるようになってきました。
 
とても不思議なことなんですが、「自分がこれだけのことをしたから、相手にこれだけのことをしてもらわないと割りが合わない。」といって、イーブンを求めようとすると、だいたい色々な部分でマイナスを被ったり、自分は損をしたくないと思えば思うほど損をしたり。今までそんな人たちを本当にたくさん見てきました。
 
追えば追うほど逃げていくというフレーズ、なんか歌の歌詞とかでありますが、あれは本当にその通りだなぁと思います。損して徳取れとかも、ニュアンスが違うのですがなぜかそうなるというか。急がば回れも同じかな。
 
「そうなりたければ、そうじゃないことをやれ」というのは人は意外と苦手のようで、どうも世の中は僕たちが考えているように簡単にはいかないみたいです。お金を稼ぎたいからお客を探すとか、損したくないから自分は出さない、僕がこれだけ出したなら、君も同じだけ出して欲しい。だいたいこういうのはだめです。あと、人の幸せを喜べなかったり、人のものを欲しがったり、人の手柄や名前に便乗しようとしたり、こういうのもだめです。
 
いつも心がけていること。
与えてもらったら感謝の気持ちを忘れない。色々なものを提供してもそれを相手に求めない。人と比べない、人の幸せや努力をこころから応援する。悪いと思ったら謝る。
 
一番心がけていること。
それは、相手の気持ちや想いを無理矢理変えようとしないこと。全てを受け止めること。
できない時もあります。でもいつも頑張って心がけています。
 
多分、自分のことばかり考えていると、幸せになれないんだと思います。
何故かと言うと、これだけでたくさんの人たちと複雑に関係しながら、この社会で生きているから、本当は自分とか他人とか、簡単に区別できないんだと思います。だからみんなにとって良いことを考えることで、結果自分も幸せになれるのだと思います。
 
一人の力で生きているのは無いと言うことを知れば、自ずと答えは出てくる気がします。

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