自然と体が向かう方向へ、迷わずに進むこと

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先週の月曜日は、パンジェンヌの武野さんと共に買い出しと市場調査を兼ねて東京へ。
前から武野さんから東京のショップを紹介してほしいと言われていたことや、お世話になっている方にも会いたいこともあって、無理やり決めて行ってきました。車で行きたいところへピンポイントで出かけて、什器や備品の買い出しをしたりしてきました。
 
普段デザインの打ち合わせなどでいくことはあっても、数人で車で出かけることはないので、なんだか新鮮でした。たまにはこういうのもいいなと思ったので、またタイミングを見て気晴らしに実行したいと思います。
 
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色々周った最後は、お世話になっているフードコーディネーターのフルタヨウコさんのご自宅にお邪魔して、花山椒の会へ。白洲正子さんの本に出てくる花山椒鍋を再現するために始まったこの会も5年目くらいだそうで、食に関わる仕事の方達が集まり、みんな自由に好きなように楽しむ素敵な会でした。
 
最近は地方の魅力を伝えるコンテンツが増えたから、なんとなく地方の取り組みが良さそうに見えたりすることもあるのですが、やっぱり人が集まる場所でエネルギッシュに活躍している方達を見ると、魅力的で刺激的だなと思う。東京なんて人が溢れかえって、電車に乗ったりするのもうんざりするけど、そこでも楽しく暮らす人たちの生き方に触れると、ごちゃごちゃも悪くないなぁと思ったりする。
 
三重県の限界集落で古民家を片付けたりしながら、名古屋でデザインの仕事をして、東京へ出張していると、いろんなものが見えてくる。
たとえ都会が嫌だからっていって、そんなに簡単に引っ越しなんてできないし、自分が暮らしている場所だって、仕事の都合だったり、色々や理由で決めていて、自由に決められることなんてとても少ない。重大な決心だって、きっと周りの環境や色々な事情で決めている気がする。
 
だから周りの生き方を見て羨ましいと思う必要なんてなくて、きっとそこに自分が居るという事実は「必要だから」そうなっているだけで、自然と向かう方向へ迷わず進むのが一番いいのだと思う。

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