楽しみながら育てるコミュニティで未来に希望を

より良い人生を生きるために私たちはお茶を育てる

この言葉は、僕たちが作っているお茶のブランド「at leafs」のコンセプト。

身近にある大地の力を感じることができる野草や、 無農薬無肥料の自然栽培で育てたお茶を世の中に届けたい。 その土地でしか出せない個性ある味を、「楽しい」と思ってもらいたい。 多様性という言葉を放てば放つほど、 多様性という括りに縛られてしまう息苦しい世の中で、 私たちの作るお茶は、もっと自由に楽しく、 個性を認めあえる存在になりたいと考えています。

最近ずっと「より良い人生」について考えていて、就職したころの約20年前は「広い部屋に住みたい」とか、「お金をもっと稼ぎたい」とか、「もっと認められたい」とか、そういうことを考えていた気がしますが色々と年齢を重ねてくると、「楽しく元気に暮らしたい」とか、どうやって今後も安心して暮らしていけるかについて考える時間が増えてきました。

安心はお金で買えるというのはある意味正しいかもしれないけど、お金があるという前提がそもそも僕たちが高齢者になった時には難しいかもしれないと思うと、本当に安心するためにお金をなんとかするという事だけではちょっと違うのかなぁと考えるようになりました。

みんなで作り、育てていく過程にある「コミュニケーション」の大切さ

「この場所にずっと住んでいたら死ぬまで絶対に働かないといけない」

名古屋の都会で住んでいた時に考えていた漠然と抱えていた不安は、松阪市の飯高町という中山間地域に移住することで少しだけ解消されました。農業体験や街づくりを通じて出来ていく人の繋がりや、自治会(僕らの地域だと住民自治協議会)で活動する出合いでの清掃活動。

こういった行事について煩わしいという人もいる中で、僕自身は煩わしいと思ったことはなくて、むしろ楽しい作業だったりしています。

草取りや清掃活動は「エクササイズ」、自治会は「政治の最小単位を学べる貴重な場所」、農作業は「みんなでわいわいする楽しい場所」になっていて、全て「コミュニケーションを通じて人生が豊かになる場所」だと感じています。たくさんの人数の中で合意形成を図っていく過程は、資本力があるとかそういう事だけで判断されない人間味がある取り組みで誰でも参加することができる。僕にとって興味深いテーマです。

色々な行事に参加していると予想もしていなかった様々なテーマの話しができて、考えていた課題解決の糸口が意図せず見つかったり、協力者が現れたり、このインターネットの時代に実際に「出会う・出合う」ことがこんなに大切と感じるなんて自分でも思っていませんでした。

子ども食堂を通じて学んだ、一つのことをみんなで共有する大切さ

コロナ禍が始まって小学校が休校になるというタイミングで行った「こども食堂」。急に学校が休みになると共働きの家族が困ってしまうんじゃないかと、とっさに思いついてみんなで行ったイベントでした。近隣か苦情が来るんじゃないかとか、色々な話で悩んだりもしたけど、そのタイミングでやってよかったと思っています。

普段は自分で仕事をしている仲間が集まって、慣れない弁当作り。別にプロじゃなくても上手くできなくてもよくて、困難の中でもみんなで集まって何かをやる事は、振り返ると素敵な思い出になるんだなと感じています。

きっと関わる人にとって「コミュニティー」という存在は意味のあることだし、いつか助けになってくれる存在だと思う。いつも何か起きるんじゃないかと怯えて準備するとかじゃなくて、大変なものをみんなで痛み分けするための存在じゃなくて、ちょっと困った時に手を差し伸べられる仕組みだったり、みんなで少しづつ力を合わせる事で、1人じゃ出来ないことを実現する仕組みでありたいと思っています。

こんな時代だからこそ、人と人との繋がりを大切にしていきたいです。

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