リスクを考えるよりも、乗り越え方を考える。


先日三重県に出張でした。
この景色を眺めるようになってもうすぐ2年が経ちます。
 
不動産が空いたという連絡から、予定になかった古民家の購入を実行して、そこで食品加工の免許を取得。数日前の出張では、今年は床の修繕まで頑張ろうという話をしてきました。
 
デザイン事務所なのに何をやっているんだろうと思う時があります。でもデザイン事務所がこの仕事しかしてはいけないと誰が言ったのだろうかと思う自分も常にいて、結局そこの部分は自分の心の持ちようでどれだけでも変わって行けます。
 
いろいろな場面で色々な方と話しをしていて感じることは、人は常に「自分にとってメリットがあるか」とか「可能性があるか」とか「リスクがないか」とか。なぜかどの位置かわからない位置から俯瞰してジャッジしがちと言うこと。わかりやすくいうと上から目線。
 
先のことはわからない。だからリスクは100%回避することはできない。だから上から目線で「やる意味あるかな」と考えるよりも「やり続けたいか」を考える方が大切で、自分にとっていいことにできるかどうかは、結局自分次第なんだと思います。
 
リスクを計算しすぎると結局何もできない。ビジネス用語的に言うと「PDCA」の「P(PLAN)」ばかりやっている人が意外にも多い。人生の時間は短いから、検討する時間も実はコストだしリスクなんだと思うようにしています。
 
大人になって思うのは、想定できることよりも、想定できないことの方がワクワクできて、なんか頑張れる。
側から見て何やってるのかよくわからないことの方が面白かったりする。今までくっついてなかったところをくっつけて新しい道を作る。
 
乗り越え方を考えることは、楽しいことです。
きっと小さな頃は誰もが持っていた冒険心。
大人になってからもずっと忘れずに生きていきたいと思っています。

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