1年で変化した、休日の過ごし方

松阪市飯高町に移住にしてから1年が経過して、やっと1年のサイクルが把握できて生活にリズムが出てきました。あまり休日という概念がなく生活していますが、少し余裕(デッドラインに追われていない)がある時は家の周りをきれいにするのが定番になりました。

地域おこし協力隊として取り組んでいた米作りワークショップもひと段落して、やっと少しずつペースを取り戻しつつあるので、これからは名古屋から松阪に移住したデザイン事務所がどうやって日々仕事をしているのかをレポートしていけたらいいなと思っています。

中山間地域での一年は、雑草との戦いだった

都会から中山間地域に移住してから、一番感じた違いは「家の周りの手入れをしないといけない」ことでした。写真で見ると少しは整っているように見えますが、整っている場所は当然人の手が入っていて、特に夏の時期は1週間もあれば草が伸びてしまうので手入れをするのが大変でした。移住して一番先に必要なものというと「草刈り機」と答えると思います。ご近所の目もありますが、手入れされていないスペースで生活をするのは何となく気持ちが悪いものです。そういう意味でも、日々自分の周りを手入れすることが大切だと感じました。

日々の野菜への水やりは雨樋からタンクに水を溜めて使用

できるだけ都会でやれなかったことをやってみようと思っていて、雨水は貯水しておき農機具を洗ったり、野菜に水をあげたり、災害時に断水した場合などにトイレ用に使用したりできるようにと考えています。

昔の建物には無い場合もありますが、下水道が通っていない地域では住宅に「浄化槽」というものが設置されていて、家単位で水をきれいにして用水路に排水する仕組みになっています。この仕組みは建物が壊れていなかったらトイレも普通に使用できるし、下水処理場までの配管も必要ないし非常に合理的だなと感じました。

ポツンと一軒家でも飲水さえ確保できれば、ソーラー発電や蓄電によってオフグリッドシステムを安価で構築することも可能になってきていて、インターネットの回線の問題がクリアできれば、地方の可能性もグッと上がって来るんだろうなと感じています。

この小さな畑を手入れするのでも1日くらいかかる

自宅前では小さな畑をやっていて、手前の緑色の箱はコンポスト。雑草や抜いてしまった野菜などを投入して、処理しています。不耕起栽培をするならまた違うかも知れませんが、この畑を起こして畝を立てるのも手作業で行うと非常に大変なので、うちでは電動の耕運機(リョービのカルチベーター)を使用しています。

最近の農機具はリチウム電池で稼働する便利なものがたくさん出ています。うちではソーラーでポータブルバッテリーに蓄電して使用することも想定して、草刈り機やブロアーはリチウム電池で稼働するものを使用しています。ガソリンを使用するものよりも静かで、扱いやすいのでおすすめです。

ちなみにこの畑には、水菜、もち菜、ミツバ、スティックセニョール、ねぎ類などが植えてあり、コンポストの前にはパッションフルーツがなっています。パッションフルーツは露地栽培では越冬できないので実を収穫したら今シーズンは終了です。

空き時間にもやることがたくさんあるのが田舎暮らしの良いところで、移住してからは本当に暮らし方が変わり太陽の光を浴びる時間が増えました。匂いや気候や鳥の鳴き声の変化で季節を感じながら過ごすのも良いものです。

確かに都会的なものに触れたいなぁと感じる時もあるのですが、近くにvisonというアクアイグニスの施設もできて息抜きもできるようになって、住んでいる街もどんどん過ごしやすくなっているなぁという印象です。

どんな場所でもその土地の良さがあると思っていますが、僕が住んでいる松阪市の飯高町は田舎スタイルですが都会にもアクセスできるとても魅力ある地域で、今日も名古屋に打ち合わせ&撮影に出かけますが日帰りです。

田舎暮らしをしながら都会との接点を持てるという意味ではいいとこ取りできる場所だなぁと思いますが、自分にとってはそういう生活スタイルの方が合っている気がしています。

1年でだいぶ生活スタイルも確立してきたので、少しゆっくりと本を読む時間も作りたいなぁと思っています。

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